ありふれた暮らし

夫と子供達とのありふれた日常を綴っています

義母、新たな癌が発覚

嫌な話は突然やってくる。
遠方で1人で暮らしている76歳の義母に
新たな癌が見つかったと夫に連絡が入った。


新たな・・・とは
過去に50代で乳がんになり
その後3度ほど再発していた。


経過観察中で検査を受けたら
新たな癌が見つかったらしい。


新たな癌は胃がんである。
乳がんからくる癌ではないようなので
ふつふつと時間をかけてできたのだろう。


再来週に転移していないか開腹手術をするらしい。
それから手術ができるのかできないのか?
抗がん剤はいつからやるのか等を
色々決めていくそうだ。


夫は普通にしているがやはり元気がない。
私もどうやって声をかけてあげればいいか
わからないでいる。
いつもと変わらない態度でいるしかできないのが
なんだか歯がゆい。


親はいつまでも元気でいる気がしているのは
妄想なんだろうけど
なぜかそう思いたい弱い自分がすぐ隣にいる。

これから先の人生は「自分を責めない」で生きていく

なにか問題が起きるたび
とにかく自分を責めていました。


自分を責めていればなんとか丸く収まるのではないか
とか
そうしておくことでなぜかホッと安心できる自分がいました。


誰かを責めるよりも
自分を責めていたほうが
なんかしっくりきて
「これでいいんだ」
「どうせ嫌われてるのだし」
こんな感じで生きてきました。


50歳になってやっと気がつきました。
「自分だけのせいではなかった」ということに。


私は自分で自分をいじめていたのだと
やっとわかりました。
かわいそうなことをやっていたのです。
気づかずに・・・。


なにか問題がおきたとき
はやくその問題を終わらせたくて
とにかく自分のせいにすれば
早く終わるだろう・・・


こっちが謝ればまた元の関係に戻れるはず!
こういう心理はいじめられた側が
いじめた側に擦り寄っていくのにそっくりなんです。


そう、私は過去なぜかいじめられ
仲間はずれにされ、無視されたりしてきました。
なぜ私だけ・・・
とても生きづらかったです・・・つい最近までも。


自分で自分をいじめるのはもうやめます。


自分に自信も知識もないため
いじめられた側に擦り寄ったりしてでも
なぜか一緒にいたかった?
そんな自分にはなりたくないです。


あの頃はそうやりながらでしか
生きていけなかった自分に
「よく頑張って今まで生きてきてくれたね、ありがとう!」と
言ってあげたいです。


今ある家族と自分を1番大事にします。
なんでもないありふれた日常は宝物です。